イベントに参加した名波さん（中央）らレジェンド選手＝長泉町の竹原グラウンド

　日本代表コーチの名波浩さんや富士市出身の川口能活さんら元サッカー選手と子どもが交流するイベント「子供支援プロジェクト新春サッカー交流会」が5日、長泉町の竹原グラウンドで開かれた。イベントで集まった協賛金や売上金を町内や三島市の子ども食堂、ひとり親家庭の支援団体などに寄付し、子ども支援に役立てようと関係者が企画した。 　約100人の子どもが静岡県内出身の鈴木啓太さんや山田大記さんも含む「レジェンド選手」とふれあい、高い技術を体感。中学生はエキシビションマッチも行った。コートの外には、レジェンドたちを一目見ようと多くの見物客が集まった。 　名波さんは「子ども支援だけでなく、地方創生にもつながる。生まれ育った静岡でこのような活動ができて良かった」と笑顔を見せ、「参加した子どもたちには大きく成長してほしい」と期待した。 　イベントは名波さんが所属するスポーツ選手マネジメント会社「ラボーナ」（東京）が主催し、せせらぎ三島ロータリークラブなどが協賛した。