公務員給与、静岡県が全国1位 4年連続、静岡市は政令市7位
総務省がこのほど公表した2024年地方公務員給与実態調査によると、国家公務員給与を100として地方の給与水準を示すラスパイレス指数(4月1日時点)で、静岡県は前年と同じ102・2となり、都道府県別で4年連続トップだった。政令指定都市では、静岡市が100・9(前年比0・6減)で全国20政令市中7位、浜松市は100・0(同0・1減)の同率12位で、ともに順位が下がった。 【表】静岡県内自治体のラスパイレス指数 指数は基本給与のみの比較。地域手当や時間外勤務手当などの諸手当を加えた平均給与額は、県が43万3647円で東京都、神奈川県に次ぐ全国3位。静岡市は41万1812円で政令市中17位、浜松市は40万1853円で18位だった。 政令市を除く県内市町のラスパイレス指数は、平均99・7(前年比0・1減)。熱海市の102・8、沼津市の102・4、三島市と湖西市の101・8など13市で100を超えた。政令市を除いた全国1721市町村のうち、熱海市が同率3位、沼津市同率6位など上位50位に8市が入った。 地域手当を加味した指数では、最も高い湖西市が104・9、小山町104・3、熱海市102・8と続き、15市町が100を超えた。
静岡新聞社