静岡放送

2024年12月、浜松市で国道1号浜名バイパスを酒気帯び運転の状態で逆走し、別の車と正面衝突して1人を死亡させたとして逮捕された男について、警察は当日に「大麻リキッド」を所持していた疑いで、1月8日にも再逮捕する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。 12月17日、浜松市中央区の会社員の男（24）が浜松市の国道1号バイパスを酒気帯びの状態で逆走し、乗用車に正面衝突して男性（23）を死亡させた疑いで逮捕されました。 この事故をめぐり、男が事故当日に大麻成分を含む液体を所持していた疑いが強まったとして、警察は麻薬取締法違反の疑いで1月8日にも再逮捕する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。 大麻リキッドの所持は、事故を起こしたあとの所持品検査で発覚したとみられ、関係者によりますと男は自宅で大麻成分を含む液体を吸引した後、静岡県湖西市の飲食店で酒を飲んだと供述しているということです。 警察は、薬物が運転に影響を与えたかどうかなどを調べていて、危険運転致死容疑の適用も視野に捜査を進めています。