セCS舞台裏 DeNA広報も通訳も全力勝負!自費製作タオルでナインに気合注入
(JERA クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ、巨人-DeNA、第4戦、19日、東京D)DeNAの試合前練習のフリー打撃は、球場に響き渡る掛け声とともに始まる。「バッティングいきまーす!!」。声の主は後藤向輝通訳だ。 レギュラーシーズン中もコーチやスタッフが代わる代わる声出し役を担当していたが、ファーストステージから破竹の勢いで勝利を積み重ねてきたCSでは後藤通訳が専念し、験を担いでいる。 広報と後藤通訳が主体となり、「超・打撃開始」とプリントされたタオルを自費製作。打撃練習開始時は声出し役の背後で別のスタッフが特注タオルを掲げ、ナインに気合を注入するほどの熱の入れようだ。 本業ではオースティンら助っ人を献身的に支える後藤通訳は「自分のみならず他のスタッフもワンチームで戦っています」と一体感を強調した。(智)