お盆のJR、前年比7%増 台風影響も帰省や旅行が好調
JR旅客6社は19日、お盆期間(9~18日)に新幹線と在来線特急などの主要線区を利用した人数が、前年比7%増の1223万6千人だったと発表した。気象庁の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)や、台風7号による運休の影響はあったものの「長期休暇が可能な曜日配列で、帰省や旅行が好調だった」と各社の担当者は分析している。 各社によると、各新幹線の前年比の増加率は、北海道32%、北陸のJR西日本区間26%、東日本区間15%などと好調。秋田4%、山陽7%、九州5%、西九州8%となった。台風7号で16日に計画運休した各新幹線も、東海道7%、東北4%、上越10%、山形1%と前年を超えた。