「伝説のすた丼屋」は、ニンニクがきいた「すた丼」が看板商品のお店ですが、すた丼屋のメニューにのり弁があるとご存じですか？ 【もっと写真を見る】

写真：アスキー

　ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。春は新生活の季節。環境が変わって、新しい通勤、通学ルートでお弁当を買えるところを開拓する人も多いのでは。 　 　そんなあなたにオススメの、得盛の「のり弁」です！ 　 すた丼屋のデリバリー店舗で「すたみなのり弁」を発見 　都市部ではおなじみの丼チェーン「伝説のすた丼屋」。ニンニクがきいた豚肉の丼ぶ「すた丼」が看板商品のお店ですが、すた丼屋のメニューにのり弁があるとご存じですか？ 　 　その名も「すたみなのり弁」。1合以上の重量のご飯に、おかず約200gを盛り付けた、すた丼らしい得盛りなお弁当。 　ソース・タルタル付きで価格は890円です。 　 　こちら、公式サイトではメニューを確認できないので、どうやら、デリバリー専門店など一部店舗での展開のようです。 　 この「のり弁」、盛り盛りすぎるぞ！ 　購入したお弁当はこのように、四角い容器での提供でした。すた丼など丼系のテイクアウトは、底が深い丼型の容器ですが、こちらは、ちゃんとのり弁当らしい見た目。 　 　一見コンパクトに見えますが、手に持つとズシッッと重みが。どれくらいかというと、ちょっとした辞書くらいありそう。少し大げさですが、ギュッと詰まった重量感でそれくらいに感じました。 　 　容器に入った状態で重さを計ってみたところ、600gを超えていました。 　 　ちなみに、「ご飯1合超」とポスターに書かれていました。ご飯1合は炊くと330gほどになりますが、それ以上のご飯が詰まっているということ。さらに200gのおかず。どうです？ 計算が合ってきましたよ。 　ちなみに、有料でさらにご飯を大盛りにすることもできます。しっかり食べたい人はどうぞ。 　 　ご飯の上は、半分近くがお肉！ その他の具材は、唐揚げ2個に、白身魚フライとちくわ天が各1個。肉、肉、肉、魚、ちくわ、と人気おかずのオンパレードです。具材びっしり。 　 　お肉は、すた丼屋の看板である「すたみな炒め」のお肉です。秘伝のにんにく醤油ダレで豚ばらとネギを炒めています。 　 　同じく、秘伝のにんにく醤油ダレで漬け込んだ鶏肉をカラッと揚げた「すたみな唐揚げ」。すた丼屋の店内提供メニューでも定番ですね。 　 　のり弁らしい具材として、白身魚フライとちくわ天が入っています。この2つ、小ぶりに見えますが、実際には普通程度の大きさ。弁当がボリューミーのため、感覚がわからなくなってきてしまいます。 　 　ご飯には国産のり、鰹節、昆布佃煮が敷かれています。たくあんのトッピングもありますよ。 　 　嬉しいポイントは、とんかつソースと、タルタルソース、2種類がつくこと。これは贅沢です！ 　 のり弁を超えた、ヤミツキ感あるガッツリ弁当 　どこから食べるか迷いますが、とりあえずお肉をかっこんでみます。ひゅー、にんにくきいてる～！ にんにく醤油でヤミツキ感あるお肉は、すた丼屋のお店で食べるのと同じ、ギルティな味です。 　 　すたみな唐揚げは、ガツンとにんにく醤油がきいています。食べた後にもにんにくの風味が長く続きます。スタミナがつきそう！ 　 　白身魚のフライは、ふっくらほかほかでした。ポスターに「揚げたて」と書かれていたので、注文が入ってから揚げてくれたようです。正直「フライは作りおきだよね」と思い込んでいたので驚きました。 　 　ちくわ天は、むっちりとした食感。私は、のり弁の具材の中で一番ちくわ天が好きなので、これがあるとないとで全然印象が違いますね。 　 　とにかくボリューム満点。次から次へと、いろいろなおかずを口に運べて、食べる楽しさがあります。そして何よりスタミナとボリュームが満点。にんにくがきいたお肉と、唐揚げでガッツリかきこんでいただけます。 　 　のり弁としては、おかずの味が濃いからか、おかかの風味があまりしないのが残念でしたが、のり弁の粋を超えた、ヤミツキ系の弁当だと思えばいいでしょう。 　すた丼ならではのガッツリ系の味が欲しいけど、のり弁みたいにたくさんの具材も食べたい時にオススメ。新生活のスタートダッシュによさげです。ただし、にんにくがきいているので、においには注意！ 　こちらのメニュー、冒頭にも書いたように、すた丼屋の全店で販売しているとは限りません。詳細は、お店に確認してみてください～。 　 文● ナベコ　編集●ASCII