「あのままズルズルいってしまうと負けてしまった試合」阪神・中野拓夢 同点ソロは値千金の第2号
◇プロ野球セ・リーグ 阪神5-2巨人(9日、東京ドーム) 阪神の中野拓夢選手はこの日、嫌な流れを断ち切る第2号ソロホームランを放ちました。 【画像】センター前に抜けそうな打球を逆シングルで好捕の中野拓夢選手 1-2と逆転された8回、2アウト。マウンドには巨人の鈴木康平投手。カウント2-1からの4球目、136キロのインコースへ入ってくるスライダーを捉えると、打球はライトスタンドに一直線。 「何とか自分は塁に出るということだけを考えて打席に入っていた」と試合後に語った中野選手。「あのままズルズルいってしまうと負けてしまった試合かなと思うので、あそこでなんとか雰囲気を変えられるような一打を打ててよかったなと思います」と続けました。 この同点打で延長に持ち込んだ阪神はこのカード勝ち越し。中野選手は守備でも難しいボールをアウトにするなど、攻守にわたって素晴らしい仕事ぶりを見せました。