ソーセージとフルーツの赤ワイン煮
フランス料理とワインを愛する料理家、平野由希子さんが提案する 季節のおつまみレシピ。今回ご紹介するのはこちら! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 赤ワインのためのタパス。生ソーセージとブドウ、プルーンを赤ワインで煮てみました。牛肉や鶏肉をじっくり煮込むのもいいけれど、このレシピはワイン片手に飲みながらできてしまう手軽さ。拍子抜けするほどシンプルですが、出来上がりは旨味たっぷり。生ソーセージがよい仕事をしてくれます。サルシッチャ、チョリソーなど生タイプのソーセージを見つけたらぜひ。ソーセージの旨味が赤ワインに染み出すのが、この煮込みの味を決めます。 フレッシュのブドウ、ドライフルーツのプルーンも一緒に加えて秋の深みもプラス。パンを浸しつつ食べたら、赤ワインがすぐに1本空いてしまいそう。
ソーセージとフルーツの赤ワイン煮
<材料 2人分> 生ソーセージ 150g ブドウ(種無しのピオーネ、巨峰など) 5~6粒 プルーン(ドライ、種無し) 3粒 ニンニク 1かけ ローリエ 1枚 ローズマリー 1枝 赤ワイン 200cc 塩、コショウ 少々 オリーブオイル 1. ソーセージは2~3cm長さに切る。ニンニクは半分に切って潰す。 2. 小さめの煮込み用鍋、またはフライパンにオリーブオイル少々とニンニクを入れて熱し、ソーセージの表面に焼き色がつくまで焼く。 3. 赤ワイン、プルーン、ハーブ、塩、コショウを加えてふたをせずに煮詰める。時々、ソーセージを返しながら煮て、水分量が1/3程度になったら、ブドウを加えてさらに3分程度煮る。
平野由希子
フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。著書に『ソムリエ料理家のワインを飲む日のレシピ帖』などがある。instagramは@8yukiko76hirano 料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com 愛猫クミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir