<まん延防止等重点措置>大阪府が新型コロナ対策会議 吉村知事「大阪市内は若者中心にこれまでにない感染拡大の速度」
<まん延防止等重点措置>大阪府が新型コロナ対策会議 吉村知事「大阪市内は若者中心にこれまでにない感染拡大の速度」
大阪府は1日夜、大阪府庁で「第43回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」を開いた。大阪府では同日、新型コロナウイルスの新たな感染者数が616人だったと発表。吉村洋文知事は「感染拡大はしばらく続くことが予想されますが、なんとかこれを乗り越えていけるようにやっていきたい」と話していた。 【中継録画】大阪府がコロナ対策本部会議 「まん延防止等重点措置」適用受け(2021年4月1日)
会議冒頭、大阪府の吉村知事は「先ほど国において『まん延防止等重点措置』を大阪にてきようすることが決定されました。昨日、特に大阪市内において若者を中心にこれまでにない感染拡大の速度でここ1週間をみても急速な感染拡大の状況にあります。今後もさらにこの感染拡大傾向は続くと予想されます」と話した。
そして「まん延防止等重点措置の適用を申請し決定されました。より一段強い、感染拡大防止策を実行していく必要があると思います。その内容について様々な国においても基本的対処方針の変更・決定、この間、調整してきたこともあり、その中身を本日決定していきたい」と述べた。
会議の中では、同日発表された新規感染者数が616人で、そのうち20代~30代など若者が急増。特に大阪市内の急増にブレーキがかかっていないと説明があった。また、軽症・中等症患者も60人プラスとなり、同病床の運用率が50%を超えたことなどが明かされた。