台風3号は24日から25日に先島諸島に最接近 最も暑い季節8月も熱中症に厳重警戒
24日(水)から25日(木)ごろにかけては台風3号が先島諸島付近に接近し、沖縄本島を含め大雨や暴風、高波に警戒が必要です。西日本から東日本を中心に災害級の猛暑が8月に入っても続くでしょう。引き続き熱中症対策を万全にしてお過ごしください。
1週目22日~28日:週半ばには台風が先島諸島に接近 暴風や大雨、高波に警戒
先週は九州南部や四国、東海、関東甲信で梅雨明けの発表があり、本格的な夏に入りましたが、この先のポイントは「台風」と「猛暑」です。特に今週の半ばに先島諸島付近に近づく台風3号には警戒が必要です。では日ごとに詳しく見ていきます。 明日22日(月)と明後日23日(火)は、東北太平洋側から九州にかけては晴れる所が多いでしょう。東京の傘マークは午後のにわか雨の予想で、関東の内陸や、山沿いなどでは雨雲や雷雲が所々に湧く見込みです。北海道から東北の日本海側は、前線や湿った空気の影響で雨の降る所があるでしょう。 南西諸島では台風が近づくため、早い段階から海上の波は高くなるでしょう。沿岸にお住いの方は早いうちに台風の備えをするようにしてください。現在の予想ですと、先島諸島や沖縄本島に最も近づくのは、24日(水)から25(木)ごろになります。台風周辺の湿った空気の影響もあり、大雨や暴風、高波に警戒してください。予報円も比較的大きいため、進路にはまだ幅があり、影響が長引く恐れもありますので、最新の情報を常にチェックするようにしましょう。 24日(水)と25日(木)は、高気圧に覆われて東北から九州の広い範囲で晴れる見込みです。引き続き、午後は急な雨や雷雨の恐れはありますので、注意が必要です。 26日(金)から28日(日)になると、高気圧の張り出しがやや東に移動し、九州から東北にかけて湿った空気や気圧の谷の影響を受けやすくなるでしょう。日差しは届きますが、これまでより雲が多くなり、雨の降る所もありそうです。 北海道は、前線や気圧の谷の影響を受けるため、雨の日が続くでしょう。雨が強まる日もありそうです。 最高気温は、関東から九州にかけては、多くの所で35℃を超えるでしょう。名古屋では明日22日(月)は38℃の予想です。内陸では40℃に迫る所もある見込みで、災害級の猛暑となでしょう。昼間の暑い時間はできる限り外出は避け、冷房の効いた室内で過ごすようにしてください。のどが渇いていなくても、定期的に水分を補給するなどの熱中症対策も忘れないように心がけましょう。最低気温を見ても25℃以上の所が多く、那覇では明日22日(月)は30℃と※超熱帯夜の予想です。夜も暑く、気温が下がらないということは、危険な暑さが長く続くということになります。体調管理にはこの先も十分にご注意ください。 ※「超熱帯夜」は日本気象協会が決めた言葉で、気象庁の用語ではありません。