乗務員に言われた予想だにしない"一言"とは? 阿蘇周辺バスウォッチがある意味で斬新すぎた!!
■運転手さんに言われた予想だにしない一言
阿蘇駅前を出て阿蘇山上ターミナルへは時刻表通りなら所要時間35分。当日は前述の渋滞に巻き込まれた関係で7分ほど遅れて到着した。運賃は1,000円と場所柄ちょっとお高め。 バスを降りる際、運賃を支払いつつ運転手さんに軽く挨拶をすると、こんな質問を投げかけられた。 「日本人ですか?」 ……え?そういうのドイツとかアメリカとか行った時なら同じ経験ありますけど、阿蘇山って日本でしょ!?日本でそれ聞かれたのは新しいパターンだねぇ。 確かに阿蘇駅前のバス停に来てすぐ気付いたのが、日本語があまり聞こえてこないという点。インバウンド、特に中国語が中心な印象で、バスの車内もほぼ同様だった。 運転手さんに聞くところによれば、1日少なくとも300人は乗客をさばくけれど、バスを利用する殆どが中国語圏からのインバウンド客らしい。熊本エリアは中国語圏に人気があると聞いたことはあったものの、現地へ来て改めて噂は本当だと実感した。 少し昔、爆買いが流行った頃のような、目も当てられない来訪者(あの頃ホテルバイキングでバッティングすると地獄絵図だったよ)は2024年現在にはかなり解消されて、観光で来るのはお行儀のよい人たちばかりなのは間違いない。 とはいえやはり言葉の壁があり、意思疎通がなかなかうまく行かない問題がどうしても付いて回るため、気疲れが大変なのだそう。それもあってネイティブな日本語を聞くと、凄くホッとするのだとか。 有名観光地が「世界的な」を冠すると、日本なのに日本人がレアキャラ化することだってあるのね。