「人体や環境に影響はない」JR東海丹羽社長 東京・町田市のリニア工事現場近くの住宅街で確認された水と気泡について説明
東京・町田市のリニア工事現場近くの住宅街で確認された水と気泡について、JR東海の丹羽俊介社長は「人体や環境に影響はない」と説明しました。 ●JR東海・丹羽俊介社長: 「調査の結果、人体や環境に影響を及ぼすようなものではないということを確認している」 13日午後の会見でこのように述べたJR東海の丹羽社長。リニア工事を巡っては先月東京都町田市でトンネル掘削現場周辺の住宅の庭から水と気泡が湧き出しているのが確認されました。JR東海はその日のうちに工事を中断。因果関係を調査するとしていました。 13日の会見では、調査の結果、掘削によって地表面に変異はなく地下に空洞もないことが確認されたと発表しました。 ●JR東海・丹羽俊介社長: 「地域にお住いの皆様にはご心配をお掛けしている。こういったことから今後地域の皆様や関係自治体に現在行っている調査の結果をしっかりと説明していく予定」 JR東海は専門家の意見を聞きながら工事との因果関係を引き続き調査し、計測や巡回などの監視を行っていくということです。