中国産の干し唐辛子＝忠南農管院提供(c)news1

【05月17日 KOREA WAVE】韓国国立農産物品質管理院忠清南道（チュンチョンナムド）支院は13日、農水産物の原産地表示に関する法律違反の疑いで京畿道平沢市（キョンギド・ピョンテクシ）の唐辛子粉メーカーの代表と工場長ら2人を拘束送致したと発表した。 支院によると、代表らは昨年3月から約2年間、中国産と国産の乾唐辛子を混ぜて作った唐辛子粉の原産地を「国産」と表記し、全国に流通させた疑いが持たれている。 同期間に販売された唐辛子粉は約1503トン、時価231億ウォン（約26億4300万円）。だまし取った金額は41億ウォン（約4億6900万円）に上った。 忠清南道農管院は昨年12月、この業者の輸入農産物流通履歴と原産地検定を確認した結果、産地偽装の疑いがあるとみて内偵に着手。家宅捜索して事務所やパソコンなどを調べて偽装を裏付けた。 カン・ヒジュン院長は「今後も国民が農食品を信じて購入できるよう産地偽装の根絶に努める」と述べた。 （c）KOREA WAVE/AFPBB News