スズキ新型「スイフトセダン!?」誕生へ

　2024年11月4日、スズキのインド子会社「マルチ・スズキ」は、コンパクトセダン新型「ディザイア」の予約受付を開始し、ティザー映像・画像を初公開しました。 【画像】超カッコイイ！ スズキ新型「スイフトセダン!?」を画像で見る（20枚）

スイフトセダン…？じゃない？

　ディザイアは、日本でも販売されるコンパクトカー「スイフト」の4ドアセダンバージョン。2008年に初代モデルとなる「スイフト ディザイア」が登場。2017年のフルモデルチェンジで3代目となる際に車名を独立させた “ディザイア”になりましたが、構造としては「スイフトのセダン版」であることに変化はありません。 　ボディサイズは、全長3995mm×全幅1735mm×全高1515mmとかなりコンパクトです。 　今回、そんなディザイアが4世代目にフルモデルチェンジを遂げると発表され、予約受付が開始されました。 　新型ディザイアについてマルチ・スズキは「インドで最も売れているコンパクトセダンであるディザイアは、新型モデルとなり、その革新的なデザイン、セグメント初の機能、比類のない価値提案により、セグメントに革命を起こす予定です」としています。 　公開された一部デザインを見ると、本来の流れで言えばベースとなるはずの4代目「スイフト」（2023年12月誕生）とは異なる「角目のヘッドライト」が特徴となっています。 　もしかしたら、“スイフトセダン”とは言い難い存在となる可能性も否定できません。 　デザイン以外の詳細は現在のところ公開されておりませんが、今回の発表に際し、マルチ・スズキでマーケティング＆セールス担当上級執行役員を務めるパルト・バネルジー氏は次のようにコメントしています。 「2008年以来のディザイアの素晴らしい歩みにより、このクルマはインドで最も人気のあるセダンとなり、270万人以上の顧客の信頼を獲得しました。 　新型ディザイアでは、このセグメントで最高の車というだけでなく、従来の期待を超えるクルマを作りました。そのモダンなデザイン哲学、優れた快適性、最先端の技術は、お客様が現在のディザイアを気に入っている点と、お客様が現代のセダンに求めるものの完璧に融合をさせています。 　先進的なパワートレインオプションと思慮深く厳選された機能を組み合わせることで、新型ディザイアは並外れた体験を提供することになります」 　現在は、初期費用1万1000インドルピー（約1万9901円）を支払うことで、予約注文が可能。詳細は近日に公開されると思われます。