ドイツ代表の“不思議なシリーズ”… 開催地フライブルクでの直近4試合はすべて7-0のスコアに
ドイツ代表は、開催地としてのフライブルクとは特に相性が良いのかもしれない。同国南西の地方都市で行われた直近の代表戦4試合は同じスコアで終了のホイッスルを迎えている。 ドイツは16日のUEFAネイションズリーグ(UNL)・リーグAのグループ3第6節でボスニア・ヘルツェゴビナ代表をフライブルクに迎えて対戦。MFフロリアン・ヴィルツやFWティム・クラインディーンストがそれぞれ2ゴールを挙げるなどで、7-0の大勝を収めている。 この試合が行われたのはフライブルクのオイローパ=パルク・シュタディオン。堂安律が所属するクラブが2021年10月より本拠地として使用するスタジアムだが、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦が初めての代表戦となった。 ドイツ誌『キッカー』はフライブルクでの過去のドイツ代表の試合結果に注目。現在同クラブのセカンドチームや女子チームが使用する旧スタジアムのドライザム・シュターディオンで行われた最後の代表戦3試合、2002年5月9日のクウェート戦、2004年5月27日のマルタ戦、2006年5月27日のルクセンブルク戦も、ドイツ代表がいずれも7-0で大勝したことを指摘している。 同誌によれば、フライブルクのほか、ドイツ代表が同国内で7点差以上の勝利を収めたのはケルンやドルトムント、マンハイムでの各2回が最高とのこと。「ブライスガウ(地域)での対戦相手が欧州サッカー界の超一流のチームではなかったことも事実」とするも、4試合連続での7-0というスコアを「不思議なシリーズ」として取り上げている。