名物ジャーナリストがスターリングを擁護「アシストには誰も言及しない」「そもそもブーイングは少数派」
FAカップ準々決勝が現地時間17日に行われ、チェルシーはレスター・シティと対戦し、4-2で勝利した。ラヒーム・スターリングはPKを外すなど、決定機を逸したことで激しい批判にさらされた。これを受け、英国のジャーナリスト、ジェフ・ステリングがスポーツラジオ局『talkSPORT』を通じて18日に擁護のコメントを出した。 【一覧表】チェルシー 夏の移籍情報はこちら! ステリングは、大手メディア『Sky Sports』で1994年から2023年まで続いた名物番組『サッカーサタデー』のプレゼンターを務めた経歴があり、現在も『talkSPORT』などで活躍している。 この試合にスタメン起用されたスターリングは、前半アディショナルタイムにコール・パルマーへのアシストを記録するなど、スコアシートに残る結果を示した。その一方で自ら得たPKに失敗し、前半終了間際の1対1を外し、後半には至近距離からのフリーキックを枠外へ大きく蹴り上げてしまう。 このフリーキックのあと、スターリングはスタンフォード・ブリッジに集まった観衆からブーイングにさらされ、86分にピッチをあとにした。ステリングは「なぜチェルシーのファンが自分たちの選手にブーイングするのか分からない。そのうえ、パルマーへのアシストのほか、彼が作ったチャンスには誰も言及しないんだ。そもそもブーイングしているファンは少数派だと思うけど、どんな状況下にあっても選手を批判する気持ちが理解できない」と述べ、擁護する意思を表明した。 また、元イングランド代表DFフィル・トンプソンもこれに同調し、「チェルシーファンの憤りは分かるけど、チームはまだアイデンティティを模索している段階だよね。自分たちがどうプレーしたいのか、ファンにどうしてほしいのか。刷新されたチームにおいて、(マウリシオ・)ポチェッティーノ監督は最適な11人を選んでいる段階のように見えるよ」と語った。 なお、スターリングは試合後に自身のSNSでこの日の試合のクオリティについて謝罪している。
フットボールチャンネル編集部