連続ドラマ「オクラ」のビジュアル（C）フジテレビ

　俳優の反町隆史さんと杉野遥亮さんが、10月に復活するフジテレビ系火曜ドラマ枠の「オクラ」（火曜午後9時）でダブル主演を務めることが明らかになった。反町さん演じる人情味あふれる昭和刑事の飛鷹千寿と杉野さん演じるクールな令和刑事・不破利己の凸凹バディーが未解決となっている実質“オクラ（お蔵入り）”状態の事件に挑む。反町さんは2004年の「ワンダフルライフ」以来約20年ぶりのフジテレビ連ドラ主演で、杉野さんは「マウンテンドクター」（カンテレ制作）から2クール連続のフジテレビ系連ドラ主演となる。 【写真】妻・松嶋菜々子との夫婦共演　雨が降ったら実現しなかった？

　フジテレビ制作としては「ゴーストライター」（2015年）以来9年ぶり、カンテレ制作を含むと「彼女はキレイだった」（2021年）以来3年ぶり復活となる“火9”ドラマ。実質“お蔵入り”してしまった未解決事件を追う部署、通称“オクラ”に属する刑事たちが難事件に挑む姿を、昭和と令和のジェネレーションギャップバディ－を中心に描く。人情に厚く“捜査は足で稼ぐ”がモットーの飛鷹とクールでタイパ重視の不破が風化寸前の事件を解決していく。完全オリジナルストーリーで、脚本を「3年A組－今から皆さんは、人質です－」（日本テレビ）などの武藤将吾さんが担当する。

　◇反町隆史さんのコメント

　－－今作への意気込みを教えてください。

　まだ（クランクイン前なので）“飛鷹千寿”という自分の役名も言い慣れていない状況です（笑い）。クランクインまでに台本をしっかり読み込みながら徐々に作り上げていきたいなと思っています。なんと言ってもすでに脚本がすごく面白いので、どういうふうに我々が芝居をして、監督がどう演出してくれるのかなと今から楽しみでなりません。

　杉野さんが刑事ドラマ初ということで、刑事の先輩として一つだけアドバイスをするならば……。事件に関する説明せりふが意外と難しい。芝居をする……とはまた違った難しさがあるかもしれないので、現場で一緒にお互いのせりふについて調整していければいいなと思っています。