イ・ジュン“ドヒョク”らがKの復讐に立ち上がる…「7人の脱出 season2 -リベンジ-」のあらすじと見どころに迫る
韓国ドラマ「ペントハウス」制作陣が手掛ける、人間の生々しい欲望を映し出したマクチャンドラマ(復讐ドラマ)「7人の脱出」。動画配信サービス・Huluではシーズン1(全34話)に加え、「7人の脱出 season2 -リベンジ-」(全32話)の第1~22話を配信中。さらに第23~32話も、2025年1月1日(水)より見放題配信をスタートする。そこで今回は、シーズン2の第1話のあらすじや見どころについて紹介していく(以下、シーズン1の一部ネタバレを含みます)。 【動画】韓国で社会現象を巻き起こした「ペントハウス」と、その製作陣が再集結した「7人の脱出」特別ダイジェスト ■7人の悪人たちによる“復讐劇”が始まるシーズン2 「ペントハウス」シリーズでお馴染みの脚本家、キム・スノクらが制作した本作。シーズン2では演出にオ・ジュニョクとオ・ソンヒを新たに迎え、韓国で2024年3月から5月にかけて放送された。 シーズン1では、ある少女の死を通じて、謎の男マシュー・リー(オム・ギジュン)が運営する大企業・ティキタカ主催の旅行にて、この事件にかかわった7人が集まった。そして楽しいはずの夜のパーティーで、殺人事件が発生。それをきっかけに、7人の運命が大きく動き出す――。 物語終盤では、正義の味方として戦ったミン・ドヒョク(イ・ジュン)が倒れ、勝利を手に入れたマシュー。彼は悪人たちに裁きを下すかのように現れたが、実はフェイクに固められていたことが明らかになる。シーズン2ではミン・ドヒョクが復活し、マシューの支配に立ち向かう7人の“リベンジ(復讐)”がテーマとして描かれる。 ■韓国の人気バンドメンバーが新キャストとして登場 韓国で大きな社会問題になっているフェイクニュースやディープフェイクを扱い、“目に見えているものは真実か?”という問いかけで現代社会問題に切り込んだシーズン1。シーズン2でも同様にあらゆる場面で現実社会のリアルな問題の数々が描かれ、視聴者に疑問を突き付けている。 また本シーズンから新しい登場人物として、人気バンド・CNBLUEのイ・ジョンシン演じる謎の男ファン・チャンソンも登場。ティキタカよりも強い影響力を持つポータルサイト「セイブ」の代表である彼は、Kを敵視する一方、自身の過去を打ち明けたモネ(イ・ユビ)に対しては献身的で、彼女の復讐を手助けする。しかしその裏には何か思惑がありそうで、その危なげな表情に引き込まれるキャラとなっている。 さらに、シーズン1で非業の死を遂げたと思われたミン・ドヒョク(イ・ジュン)が奇跡的に生き延びて華々しい復活を遂げるのもシーズン2の見どころだ。彼が中心となりティキタカに立ち向かう中で、敵か味方か分からない“メドゥーサ”という存在から情報提供を受けながら、家族を殺された復讐のため、またダミへの償いのためにKへと立ち向かっていく姿にも注目したい。 ■Kがイ・フィソになりすまして“国民の英雄”に…「7人の脱出 season2 -リベンジ-」第1話あらすじ ミン・ドヒョク(イ・ジュン)が奇跡的に意識を取り戻し、カン・ギタク(ユン・テヨン)と再会を果たす。ドヒョクはダミの父親イ・フィソから、万能AI“ルカ”に関するデータが入ったUSBを彼の死に際に託されていた。ルカを使って権威を振りかざそうと企むKを阻止するため、ドヒョクとギタクは警備が手薄なKの別荘に忍び込み、USBをルカに接続することを決める。 一方世間では、イ・フィソになりすましたKが国民から“最愛の娘を失った悲劇の父親”として英雄扱いを受けており、ダミの祖父であるパン会長の金も奪い好き放題していた。そしてKは芸能事務所の元代表ヤン・ジンモ(ユン・ジョンフン)を政務副市長にし、コ・ミョンジ(チョ・ユニ)と偽装結婚を命じる。一方、ダミ殺害に関わった6人はKの奴隷のような生活を送っていた。そんな中クム・ラヒ(ファン・ジョンウム)だけはKのブレーンとして活躍しており――。