iPhoneユーザーの多くが知らないUSB Type-Cポートの「意外な使い方」“逆充電”は便利だが致命的な落とし穴も…
その3:イヤホンやヘッドホンの接続
最近のスマホはイヤホンをワイヤレスで接続するのが一般的で、すでにiPhoneの現行モデルにはイヤホンジャックは搭載されていません。もっともワイヤレスイヤホンは充電が必要な上、紛失しやすいことから、できることならば有線イヤホンをそのまま使いたいという人も少なくないはずです。 こうした場合、イヤホンジャックをUSB Type-Cに変換するアダプタを用いれば、既存のイヤホンを接続できます。 このほか端子自体がUSB Type-Cのイヤホンも市販されていますので、有線派の人には最適です。なお変換アダプタ経由での接続では、イヤホン内蔵のリモコン機能が使えなくなる場合が多いので注意したいところです。
その4:外部ディスプレイを接続
USB Type-Cケーブルを使ってiPhoneをテレビやディスプレイに接続すれば、iPhoneに保存している写真を大画面で楽しんだり、動画をみんなで観るなどの使い方が可能になります。 テレビやディスプレイにUSB Type-Cポートがない場合は、USB Type-CをHDMIに変換するケーブルを調達すれば済みます。物理的につなぐだけではNGという場合もありますので、動作確認が取れている品を使うのがベターです。 なおディスプレイやキーボード、さらにはマウスやストレージといった周辺機器をiPhoneに接続する場合、電力が不足してうまく動作しないことがしばしばあります。こうした場合、給電用のUSB Type-Cポートを搭載したUSBハブがあれば、周辺機器を使いながらiPhoneを充電できるほか、複数のデバイスを同時に使えます。ひとつ持っておけば、何かと重宝するはずです。
山口 真弘
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