「財界賞」に日本商工会議所の小林健会頭 中小企業支援に取り組む姿勢を評価
ビジネス誌「財界」を発行する財界研究所(東京都港区)は7日、令和6年度の「財界賞」に日本商工会議所の小林健会頭(三菱商事相談役)を選出したと発表した。真のデフレ脱却に向け日本企業の99%、従業員数の約7割を占める中小企業の活性化に尽力。賃上げと価格転嫁の好循環を実現するため、全国の商工会議所を中心に中小企業への伴走支援に取り組む姿勢が評価された。 「財界賞特別賞」はJR東日本の深沢祐二会長が受賞。「経営者賞」にアシックスの広田康人会長▽日本航空の鳥取三津子社長▽東京製鉄の奈良暢明社長▽オタフクホールディングスの佐々木茂喜会長▽千葉エコ・エネルギーの馬上丈司代表取締役-の5人を選んだ。(佐藤克史)