トヨタ車体の愛知2工場が停止、ランドクルーザー・アルファード生産に影響
トヨタ自動車の車両生産子会社「トヨタ車体」が、愛知県内の2工場の稼働を7日夕方から停止することが分かった。スポーツ用多目的車(SUV)「ランドクルーザー」やミニバン「アルファード」などの生産に影響が出る見通しだ。
稼働を停止するのは、トヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)と吉原工場(同県豊田市)にある計4ライン。トヨタは稼働停止の理由について「一部設備の確認作業のため」と説明した。8日の夜間まで停止し、週明け11日からの稼働は8日に判断する。
富士松では「ランドクルーザー70」や「ノア」、「アルファード」、吉原では「ランドクルーザー300」や「レクサスLX」などを作っており、これらの生産に影響が出る。トヨタ車体は今年4月と6月に、生産工程の確認や部品欠品で稼働を一時停止している。