【陸上】チェプンゲティチが2時間9分56秒!! 女子マラソン初の2時間10分切り達成!世界記録を2分近く更新/シカゴマラソン
シカゴマラソンが10月13日、米国の当地で行われ、女子のルース・チェプンゲティチ(ケニア)が2時間9分56秒で優勝。女子として史上初めて2時間10分を突破するとともに、23年のベルリンにティギスト・アセファ(エチオピア)が出した世界記録の2時間11分53秒も2分近く更新した。 女子マラソン世界歴代10傑をチェック! チェプンゲティチは5kmを15分00秒、10kmを30分14秒という10000mのトラックレースさながらのペースで突っ込むと、中間点を1時間4分16秒で通過。その後は徐々にペースを落としながらも、5km15分40秒前後のラップを刻んだ。 2人の男性ペースメーカーが引っ張るなか、35km地点では1時間47分32秒と予想フィニッシュタイムが2時間10分を超えるペースになったものの、35kmから40kmは15分39秒とスピードアップ。最後の2.195kmも6分45秒とスパートを仕掛け、女子初の2時間10分切りを達成した。 チェプンゲティチは1994年生まれの30歳。早くからロードで頭角を現し、19年の世界選手権では金メダルを獲得した。21年にはハーフマラソンで1時間4分02秒の世界記録(当時)を樹立。名古屋ウイメンズマラソンでは22年、23年で連覇を達成し、22年シカゴでは2時間14分18秒の世界歴代2位(当時)をマークしていた。
月陸編集部