6月は“睡眠の質”低下──「働くために休む」には 波瑠さんが体験「立ち寝で仮眠」効果は? 医師に聞く…現代人の睡眠法
■リフレッシュでパフォーマンス向上へ
短時間で心も体もリフレッシュできるという、シェア休養室。 提案した、丸の内運営事業部の担当者に波瑠さんは「仕事をするだけの場所ではなく、必要に応じたケアができる場所とか休める空間があると、働きたいなって思ってもらえますもんね」と伝えました。 担当者 「働くためにちゃんと休む。集中力、パフォーマンスを高めるために当たり前になってくれるといいなと思います」
■午後にリフレッシュ感を出す仮眠術
OECDによると、先進国33か国の中で一番睡眠状態が短いのは日本です。睡眠医学に詳しい西多昌規医師によると、中でも6月は寒暖差などの影響から、睡眠の質が下がりやすいとも言われています。 特に寝不足になりがちなこの時期、どうすればいいのか。波瑠さんが西多医師に聞きました。 波瑠さん 「働いている方って、すごく疲れていても体が疲れているとは限らないと思います。私は睡眠が浅くなるのを感じますが、寝づらさを解消するためにできることはありますか?」 西多医師 「現代人は、体よりも心が疲れる。心が疲れるということは、脳が過剰に活動してしまっているということでもあります。夜の活動から寝るまでに、トーンダウンする時間があることが必要ではありますね」 波瑠さん 「忙しく働いた直後には、すぐに休息に体は入っていけないということですよね」 さらに、短時間の仮眠も大切だといいます。 西多医師 「昼間はどうしても、眠気の波が来てしまうものです。無理に起きているよりも、短時間の仮眠、一般的には15~30分以内、寝過ぎない仮眠によって午後リフレッシュ感が出ます」 (6月11日『news zero』より)