元ドラフト全体2位指名のジェームズ・ワイズマンが開幕戦で左アキレス腱を断裂
インディアナ・ペイサーズは、10月24日(現地時間23日、日付は以下同)に敵地リトルシーザーズ・アリーナで行われたデトロイト・ピストンズ戦をリードチェンジ13度の末に115-109で勝ち切り、2024-25シーズンを白星でスタートさせた。 ペイサーズではマイルズ・ターナーが20得点9リバウンド4アシスト4ブロック、パスカル・シアカムが19得点8リバウンド9アシスト2スティール、ベネディクト・マサリンが19得点6リバウンド、タイリース・ハリバートンが15得点5リバウンド4アシスト3スティール2ブロック、TJ・マッコネルが14得点4アシストを残した。 だがこの開幕戦で、ペイサーズは控えビッグマンを失うこととなった。昨シーズンまでピストンズに約2年間在籍し、今夏FA(フリーエージェント)となってペイサーズへ加入したジェームズ・ワイズマンは、ベンチスタートで6得点1リバウンドを記録。 ところが、第1クォーター終盤にトップ下付近からオープンの3ポイントシュートを放った後、相手選手との接触はなかったものの、バックステップで戻る際に左足を負傷。なんとか歩いてロッカールームへ戻っていったものの、その後コートへ戻ることはなかった。 翌25日。ペイサーズは、MRI検査の結果、ワイズマンが左足のアキレス腱を断裂したことを発表。チームは23歳のビッグマン(213センチ108キロ)とともに治療していくオプションを決めていくとしているが、長期離脱を余儀なくされた。 2020年のドラフト全体2位でゴールデンステイト・ウォリアーズから指名されたワイズマンは、昨シーズンにピストンズで自己最多63試合へ出場。平均17.3分7.1得点5.3リバウンドにフィールドゴール成功率61.3パーセントを残していただけに、予期せぬケガに見舞われる形に。 これまでヒザなどのケガに悩まされてきたワイズマン。アキレス腱断裂という大ケガを乗り越え、健康体を取り戻して再びNBAのコートへ戻ってくる日が訪れることを願いたい。
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