地元レーサー11人中、唯一の勝ち上がり失敗… 苦杯喫した吉田智哉が意地の白星奪取!「気持ち切らさず頑張る」/松山G3
松山競輪「大阪・関西万博協賛 開設75周年記念 金亀杯争覇戦(G3)」は6日、2日目を開催。4Rの選抜に出場した吉田智哉(26歳・愛媛=111期)に話を聞いた。 吉田智哉は今シリーズの開幕戦に登場。外田心斗(26歳・愛媛=115期)の番手ということもあり人気の中心に推されたが、下井竜(29歳・三重=117期)に粘られる意外な展開に。なんとか番手は死守したものの最後は踏むコースがなく6着に敗れ、結果的に地元11人の中で唯一、勝ち上がりを逃してしまった。 ショックは大きかったはずだが気持ちを切り替えて臨んだこの日は、逃げた佐伯亮輔を番手で好サポートし、最後はチョイ差しで1着。なんとか留飲を下げることに成功した。 「佐伯さんが強かったです。風がキツい中で駆けてくれたし、後ろの大西(祐)先輩には申し訳ないけどなんとか佐伯さんを2着に残したかった。うまく決まって良かったです。初日に関しては位置を守り切って、簗田さんのまくりを止めるまでが最低限の仕事だと思っていました。ただ技量不足もあり、守り切っていっぱいになってしまった。不甲斐ない走りをしてしまったので今日(2日目)1着を取れて本当に良かったです」と振り返り、3日目は特選に出場予定。 「(3着までに入って最終日に)特別優秀を走れるように。気持ちを切らさず頑張りたい。体の感じも悪くないと思うので」と意気込んだ。 そして共同インタビューを終えて席を立つと「きんちょうした~~」といつもの明るい表情で叫び、笑いを誘った。(netkeirin特派員)