夏に流行したこどもの感染症、秋冬も注意したい病気は?
秋冬に注意したい感染症
これから秋冬にかけて新たに気をつけなければならないのが、まずは新型コロナウイルス。 インフルエンザや新型コロナは特に冬に活発になりますが、昨年の例でも7月、8月に新型コロナの山があったあとに減少はしたものの、結局秋に増加し始め、12月に急カーブを描いて増加してしまうという歴史を繰り返しています。 また、高温多湿の夏に起きやすいイメージのある食中毒、実はノロウイルスは冬でも大発生してしまいます。 夏はサルモネラ菌やO-157など細菌が原因の食中毒が多いですが、実は年間の食中毒の40%はノロウイルスのため、冬になっても注意が必要です。 それでは、これらの感染症にかからないようにするには、どうすれば良いのでしょうか? 多くの感染症の感染ルートは接触や飛沫によるものであるため、何よりも手洗いや消毒が大事ですが、「指先や手のひらだけではなく、手の甲も大事」と後藤委員。口や目を触る際は手の甲を使うことがあるためです。 また、家族でタオルを共用していると集団感染してしまう可能性があるため、感染が流行している間だけでもタオルを別々に使うか、使い捨てのペーパータオルを使うのも良いと語りました。 (岡本)