【熊本競輪・GⅢ開設記念】神田紘輔 パワースポット巡りで運気上昇中
<3日・熊本競輪・初日> <記者コラム・造田大の大勝負> 神田紘輔が調子を取り戻していく。「夏場はいつも調子やリズムを落とすんですよ…」。前期は109点もあった競走得点だが、今期は106点と少し元気がない。「周りのスピードが上がっていっている。自分は地脚型なので、難しいですね。練習を変えたり、自転車を調整するなどして対応しようとはしているのですが…。展開や目標も恵まれないこともあって、点数が落ちていますね」と悩ましい表情を浮かべる。 そんな悪い流れを変えるべく、夏に開運旅行を行った。「宮崎県のパワースポットを巡った。高千穂とかに行きました。自分が行った直後に地震があったんですよ。ある意味ラッキーでした」。本業の運気も徐々に上向きで、2場所前の伊東FⅠで約5カ月ぶりの決勝進出。前走地の岐阜GⅢでも準決に進んだ。 今節初戦の4Rは捲り追い込む藤井栄二目標に伸びて2着。「2着だし悪くはないでしょう。流れがやっと向いてきた」と手応えをつかんでいる。2予7Rは中部の機動型・谷口遼平の番手と番組も恵まれてきた。谷口マークから本領のタテ脚を繰り出す。▼7Rは神田のアタマに期待。3―129―12579。 ▼5R(友定祐己) 別線自力の飯野祐太と神田龍は捲りが多いタイプ。先行型の城戸俊潔が気風よく駆ければ、番手の友定に展開が向く。2―139―13579。