韓国映画「地獄でも大丈夫」原田ちあきのコラボイラスト&MISATO ANDOらのコメント解禁
韓国映画「地獄でも大丈夫」と原田ちあきによるコラボイラストが解禁。本作をひと足先に鑑賞したMISATO ANDO、加賀翔(かが屋)ら著名人のコメントも到着した。 【動画】韓国映画「地獄でも大丈夫」予告映像はこちら 本作は、ポン・ジュノ、チェ・ドンフン、ユン・ソンヒョンらを輩出した韓国映画アカデミー・KAFA出身のイム・オジョンによる長編監督デビュー作。いじめに悩まされてきたナミとソヌは、修学旅行に行かずに自殺を図ろうとするも断念し、自分たちをいじめたリーダーで、今はソウルで幸せに暮らすチェリンへの復讐のために2人だけの修学旅行に出かける。そしてチェリンと再会するも彼女は別人のようになっており、ナミとソヌはチェリンが改心するきっかけとなった宗教団体の施設で過ごすことになるのだった。 元BiSHで、現在は美術家として活動するMISATO ANDOは「今すぐ消えちゃいたい君も なんか気に食わない奴がいるそこのアンタにも 他人の孤立を通り過ぎたことのあるあなたにも 足を止めて見て欲しい作品」と語る。加賀は「弱さから突っ走ってしまったり強さから踏みとどまったりと若い心の機微がこれでもかと詰まっている」と称賛。劇中のキーアイテムとともにナミとソヌを描いた原田は「我々は生きる。生きるためにこの地獄の中を一歩ずつ大丈夫に向かって歩くのだ」とつづった。そのほかモデルの前田エマ、ヴィレッジヴァンガード下北沢店の長谷川郎、イラストレーターのざしきわらし、俳優・映画監督の松林麗もコメントを寄せている。 「地獄でも大丈夫」は11月23日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。 ■ MISATO ANDO(美術家)コメント 今すぐ消えちゃいたい君も なんか気に食わない奴がいるそこのアンタにも 他人の孤立を通り過ぎたことのあるあなたにも 足を止めて見て欲しい作品 死んだら1人 生きてさえいれば1人じゃない希望がこの世界にはある ■ かが屋・加賀翔(お笑い芸人)コメント 主人公二人の魅力と表現に引き摺り込まれる本当に素晴らしい映画でした。 弱さから突っ走ってしまったり強さから踏みとどまったりと若い心の機微がこれでもかと詰まっている。 演技が凄まじくて本当に心を掴まれました。 ■ 原田ちあき(イラストレーター / マンガ家)コメント 人間一人一人の中に地獄はある。 明るいあの子にも、いじめっ子のあの子にも、浮かない顔をしているあの子にも。 我々は生きる。生きるためにこの地獄の中を一歩ずつ大丈夫に向かって歩くのだ。 進んでいないように見えても。 地獄でも大丈夫、地獄でも大丈夫とつぶやきながら。 ■ 前田エマ(モデル)コメント あの子も私も加害者であり被害者であるかもしれない。 私たちはその奥にある、複雑さに向き合わなくてはいけないのだろう。 次の加害者がうまれなくて済むように。 ■ 長谷川郎(ヴィレッジヴァンガード下北沢)コメント 世の中には1人では無理な不条理が多すぎる! でも凸凹な2人なら戦える力も湧いてくる。 そんな普遍的な物語が監督のセンスで寄り道して新しい感覚の方に転がっていく。 あとダンスで始まる女子2人の映画は大体好き。 ■ ざしきわらし(イラストレーター)コメント ストーリーに夢中になりました! 大好きな2人です!! ■ 松林麗(俳優 / 映画監督 / 映画プロデューサー)コメント 今は暗闇を彷徨いながらも、きっとナミとソヌなら大丈夫。 フレッシュで愛らしいガールズ・バディの連帯と、イム・オジョン監督の孤独な者達への眼差しが優しく、終始、温かい。 全ての“ぼっち”に向けた人間讃歌! (c)2022 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED