AKB48がリニューアルオープンの劇場で新公演スタート 4代目総監督の倉野尾成美「東京ドーム公演を目指します」
AKB48が8日にリニューアルオープンした東京・秋葉原のAKB48劇場で、新公演「ここからだ」をスタートさせた。 【写真】新公演をPRするAKB48の伊藤百花、倉野尾成美、佐藤綺星、八木愛月 新たな衣装と約9年ぶりに総合プロデューサー、秋元康氏(66)が書き下ろした新公演用の16曲が最大の武器。グループは今年3月から新体制となり、4代目総監督の倉野尾成美(24)は「東京ドーム公演を目指します」と宣言し、「私の口から言うことで実現の一歩が始まると思った」と強い自覚をにじませた。 この日は2005年にグループを結成した記念日にあたる。当時も同じ目標を掲げ、12年から3年連続で実現できた。それだけに来年の20周年に向け第2黄金期を迎えるためにも、東京ドーム公演は再び大きな目標となった。お祝いに駆け付けた初代総監督のタレント、高橋みなみ(33)も自らの経験を踏まえ「劇場公演を積み重ねた先にそれはある。ぜひ行ってほしい」と激励した。 秋元氏も囲み取材に応じ「それにはAKB劇場で少しずつファンを増やし、ファンじゃない人からも『あの曲、楽しいよねえ』とカラオケなどで広く歌われる社会現象を起こしてほしい」と熱い思いを告白。今回作詞した楽曲16曲について「新しい伝説を作る思いで作詞した。曲選びが一番大変でした。1000曲以上の曲から選んだ」と振り返った。 また、2代目総監督でこの日が誕生日の女優、横山由依(32)が今月2日、純烈・後上翔太(38)との結婚を発表したことについて、高橋が「おめでたい話が続くのはうれしい」とした上で、事前に横山から電話で報告されたことを告白。「何事かなと思ったら、すごいにこやかな声で『結婚するんです!』…って。総監督の経験が家庭でも生かせると思う」と自分のことのように喜んだ。 隣にいた八木愛月(19)も「誕生日と結婚もおめでとうございます!」と祝福すると、同席したメンバーも含め全員で「おめでとうございます!」と呼応した。 ちなみに、リニューアルオープンした劇場は、入り口に巨大スクリーンを設置してメンバー1人1人の紹介映像が流れているほか、ステージは以前よりやや高くなったという。また楽屋には1人1人使用できる鏡を設置、倉野尾は「後輩が先輩に気を遣わずに済み、平和な楽屋になりそう」とユーモラスに明かした。