アモリム監督、“今冬”でのギェケレシュ獲得をマンUに要請? スポルティングは約158億円を要求か
マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、今冬におけるスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュ(スポルティング)の獲得を要請したようだ。1月1日、イギリス紙『デイリー・スター』が伝えている。 ここまで19試合を消化したリーグ戦で6勝4分9敗を記録し、勝ち点「22」の14位につけているマンチェスター・ユナイテッド。名門復活に向けエリック・テン・ハフ監督を続投して今シーズンを迎えた同クラブだったが、開幕直後からボトムハーフに沈むなど不安定な戦いを露呈してしまう。10月には指揮官交代を決断し、スポルティングから新たにアモリム監督を招へい。しかし、以降も成績改善には至らず、先月30日のニューカッスル戦で敗れて公式戦4連敗に。新指揮官の通算成績は4勝1分6敗の黒星先行となっている。 そんなマンチェスター・ユナイテッドの“補強候補”と報じられているのが、アモリム監督の古巣スポルティングで得点を量産中のギェケレシュだ。昨夏にポルトガルへと上陸した26歳のストライカーは、ここまで公式戦77試合出場70ゴール19アシストをマーク。昨シーズンはプリメイラ・リーガで得点王にも輝いており、数々のビッグクラブから注目を集めている。 同紙によると、マンチェスター・ユナイテッドは今冬の移籍期間にギェケレシュ獲得に向けた動きを強化する模様。アモリム監督は来夏までの静観を望んでおらず、今冬での獲得をクラブ側に強く要請しているようだ。一方、移籍金捻出のためにはオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの売却が必要であると指摘。ギェケレシュとスポルティングの間には8000万ポンド相当(約158億円)の契約解除条項が付帯していると説明し、「ギェケレシュがシーズン途中で退団を決断した場合、スポルティングのフレデリコ・バランダス会長はユナイテッドにその全額を請求すると見込まれる」と主張した。
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