震度7で68人犠牲の中越地震20年、2歳男児救出の現場近くで献花…男性「忘れてはいけない」
最大震度7を記録し、68人が犠牲となった新潟県中越地震は23日、発生から20年となった。
土砂崩れで母子3人が生き埋めになり、4日後に当時2歳の男児が救出された現場近くの「妙見メモリアルパーク」(新潟県長岡市)では、訪れた人たちが献花台に花を手向け、犠牲者を悼んだ。
地震発生の翌年、現地で下水道の復旧工事を支援した、札幌市職員の男性(53)は、「忘れてはいけない、つらい記憶だ。防災の仕事を担当しているので、気を引き締めて取り組みたい」と話した。