「四国新幹線」は南海トラフ地震発生時のライフラインに…早期実現目指しJR高松駅前で署名活動【香川】
岡山放送
四国新幹線の早期実現を目指そうと、四国4県や経済団体で作る期成会が11月15日朝、高松市で署名を呼び掛けました。 「署名の協力をお願いします」 四国新幹線整備促進期成会の会長で四国経済連合会の長井啓介会長と、期成会の副会長を務める香川県の池田豊人知事らがJR高松駅で署名を呼び掛けました。 四国新幹線を巡っては、岡山と香川を結ぶ瀬戸大橋を通るルートで四国4県の意向が一致したことなどから、現在は、整備計画への格上げが目指されています。 四国新幹線が実現すると、日本各地との相互交流が盛んになり、経済の活性化が期待されるほか、災害発生時の重要なライフラインになるということです。 (四国新幹線整備促進期成会 長井啓介会長) 「世界から四国が取り残されないようにするためにも、しっかり機運を醸成し、次は四国の番ということを国に伝えたい」 (香川県 池田豊人知事) 「南海トラフにも備えなければならないという思いで、とにかく実現したい」 署名は既に10万人分が集まっていて、2025年の夏をめどに国に提出するということです。
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