青森「弘前ねぷた」今治を練り歩く 華やかな姿に拍手や歓声(愛媛)
交流人口の拡大に向け、青森県弘前市の国の重要無形民俗文化財「弘前ねぷた」の運行が9日夕、今治市中心部であった。色鮮やかな武者絵が描かれたねぷた2台が、市役所と今治港を結ぶ広小路を勇壮華麗に練り歩いた。 今治市と弘前観光プロモーション実行委員会が主催。特産品販売などで弘前市と交流を深める今治市が市合併20周年記念事業として、昨年に続き招いた。 今治港前から、高さ約8メートルの「扇ねぷた」と約4メートルの「前ねぷた」が出発。笛と太鼓の音色に合わせ、引き手らが「ヤーヤドー」と力強いかけ声を響かせながらゆっくり進んだ。華やかな姿に、沿道の観客から拍手がわき起こっていた。
愛媛新聞社