岐阜・本巣市の鳥インフル 焼却処分始まる 殺処分の1万5,000羽
岐阜県本巣市で高病原性鳥インフルエンザが確認され、殺処分されたニワトリ約1万5000羽の焼却処分が始まりました。 養鶏場は、今月18日、「死ぬニワトリが増えている」となどと県に通報し、その後、致死率の高い「高病原性鳥インフルエンザ」の感染が確認されました。 その後、22日までに、飼育されていたニワトリおよそ1万5000羽を殺処分し、施設の消毒などウイルスの蔓延防止対策を完了しています。 岐阜県は、26日午前から市内の河川敷で、殺処分された死がいについて、移動式焼却炉を使って焼却処分を始めました。 通常、死がいは埋めて処分するとのことですが、予定地に地下水が確認されたため、環境に配慮し焼却処分することにしたということです。 鳥インフルエンザの死がいの処分で移動式焼却炉が使われるのは全国で2例目だということです。 県は来月1日までに作業を完了させたい考えで、焼却で出た灰については、産業廃棄物として適切に処理するとしています。