太陽光発電施設で銅線窃盗 15県で68件被害2億2000万円 カンボジア国籍4人関与裏付け=静岡県警
静岡県や福島県などの太陽光発電施設で相次いだ銅線ケーブルなどの窃盗事件を捜査していた静岡県警の合同捜査班は11月26日、カンボジア国籍の男4人が、計68件、被害額2億2000万円の窃盗事件に関与していたことを裏付け、捜査が終了したと発表しました。 警察によりますと、事件を捜査していた清水警察署など県警の合同捜査班は、2023年、カンボジア国籍の男ら4人を出入国管理及び難民認定法違反や覚せい剤取締法違反で逮捕したことをきっかけに捜査したところ、4人は2021年12月頃から2023年7月頃までの間、県内や福島県など計15県で、設置された太陽光発電施設から太陽光パネル用ケーブルの銅線などを盗んでいたということです。 4人が関与した窃盗事件は計68件、被害の総額は約2億2000万円にのぼるとみられています。 警察によりますと、逮捕された4人のうち3人は容疑を認め、盗品の転売で得た金を生活費や遊興費に充てていたということです。
静岡放送