DeNA・三浦監督 CS突破王手から連敗「攻めたんですけど、ホームベースを踏ませてもらえなかった」
◇セCSファイナルステージ第5戦 DeNA0-1巨人(2024年10月20日 東京D) 【写真】<巨・D>8回、代打と代走を同時に送る三浦監督(撮影・篠原岳夫) DeNAは巨人に0-1で敗れ、2連敗。巨人のアドバンテージを含め、3勝3敗で並ばれた。相手を上回る7安打を放ったが、好機で決定打が出なかった。 三浦監督は1点差の惜敗を振り返り、「攻めたんですけど、なかなかホームベースを踏ませてもらえなかった」と肩を落とした。 1点を追う7回1死三塁、一打同点のチャンスで森敬の遊ゴロで本塁に突入した三走・桑原は走塁死。「相手に最高のプレーをされてしまったかなと思う」。8回無死一塁の場面では、代打・蝦名の送りバントは三併殺打に。再び巨人の好守に阻まれ、「プレッシャーのかかる場面ですけど、向こうに良いプレーをさせてしまったかなと思います」と淡々と振り返った。 4回無失点と好投した先発・浜口については「良かったですよ」と評価。その上で「しっかり投げてくれましたし、予定よりも1イニング多くいってくれました」と予定よりも長く投げたことも明かした。 17年以来7年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけてから、まさかの2連敗。指揮官は「明日1試合残ってますから、もう一度全員で集中して、切り替えるしかない。戦ってる内容自体は悪くない。明日も全員でやるしかない」と前を向き、「プレッシャーのある試合ができるわけですから、みんなで気持ちを一つにしてDeNAらしく入っていけるようにします」と切り替えた。