ウガンダで大規模地すべり 15人死亡 100人超が安否不明
ブランブリ、ウガンダ、11月29日 (AP) ― 東アフリカの内陸国ウガンダ東部のブランブリで11月27日、大雨で地滑りが発生し、六カ村が土砂に飲み込まれ、少なくとも15人が死亡、15人が負傷、113人が安否不明となっている。 地元メディアによると、当局の予想では死者数は30人に上るとみているという。 地滑りが発生した現場では生存者の捜索救助活動が行われており、負傷した15人は最寄りのヘルスセンターに収容された。 救助活動のため重機が派遣されたというが、道路は泥で埋まり、依然として雨が降り続いていることから、現場の到着がいつになるかは予測がつかない。 被災地は約20ヘクタールの広さで、丘陵地帯の麓には民家や農地が広がっていたが、ほとんどが泥の下に埋もれてしまった。 首相官邸は27日、全国的な大雨で主要道路が寸断されたため、災害警報を発令した。 またこの日、ナイル川に架かったパクワック橋が水没。救助活動の最中、2隻の救助ボートが転覆したと報じられている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)