球磨川・中神地区遊水地計画 ”土地契約は7割” 国交省が住民説明会 熊本
熊本放送
熊本県の球磨川の治水策として計画されている人吉市の中神地区遊水地について、国土交通省が住民に対し、進捗状況などを説明しました。 【写真を見る】球磨川・中神地区遊水地計画 ”土地契約は7割” 国交省が住民説明会 熊本 国土交通省は4年前の熊本豪雨災害を受け、球磨川流域の4つの市町村8か所に遊水地の整備を計画しています。 このうち人吉市の中神地区遊水地について29日夜、住民説明会が開かれ、住民から「遊水地整備によって周辺の内水被害を助長させるのではないか」という疑問の声があがりました。 これに対し、国土交通省は「遊水地を含む河川整備計画完了後には熊本豪雨と同規模の洪水でも地区の内水被害が10センチ程度改善される」と答えました。 国土交通省によりますと現在、計画地の約7割で地権者との売買契約を結んでいるということです。
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