福部真子、女子100メートル障害でパリ五輪代表に内定「きっちり切符をつかむことができてよかった」 日本選手権/陸上
陸上・日本選手権最終日(30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)女子100メートル障害決勝が行われ、日本記録保持者(12秒73)の福部真子(日本建設工業)が向かい風0・2メートルの中、12秒86をマークして優勝。福部は29日の準決勝で12秒75を出し、パリ五輪参加標準記録(12秒77)を突破。2年ぶり2度目の優勝でパリ五輪代表に内定した。 「去年4位になった瞬間から誰よりも早くパリ五輪の準備を始めたつもりなので、ここできっちり切符をつかむことができてよかった」と目を細めた。五輪代表は初めて。花の都に向けて「12秒80や12秒70台だと話にならなそうなレベルになる。もう一段階、二段階上げられるように準備していきたい」と力を込めた。 田中佑美(富士通)が12秒89で2位、寺田明日香(ジャパンクリエイト)が12秒91で3位だった。