ドゥカティ、バウティスタと契約延長。2025年もAruba.it レーシングから継続参戦が決定/SBK
9月3日、スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)に参戦しているドゥカティ・コルセは、アルバロ・バウティスタと契約を延長し、2025年も引き続きAruba.it Racing - Ducatiから継続参戦させることを発表した。 【写真】2023SBKチャンピオン:アルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing - Ducati) バウティスタは、ロードレース世界選手権のMotoGPでクラスでも活躍していたライダーだ。2019年よりドゥカティのワークスチームであるAruba.it Racing - DucatiからWorldSBKに参戦し、ランキング2位を獲得。2020~2021年はTeam HRCに移籍したものの、厳しい状況が続いていた。 そして、2022年に再びAruba.it Racing - Ducatiに戻ると、その年に自身初のWorldSBKに輝いた。ドゥカティにとって2011年のカルロス・チェカ以来のタイトルとなり、コンストラクターズとチームタイトルも獲得して3冠を達成。その翌2023年はゼッケン『1』を掲げ、好調を維持。シーズン中に16勝を含む31度の表彰台を獲得して2年連続でのチャンピオンをドゥカティにもたらした。 しかし、2024年もゼッケン『1』を継続し参戦しているが、ハンディキャップもあり開幕戦は未勝利に終わり、第7戦ポルトガル終了時点で優勝は1度のみ。とはいえ、14レース中8度の表彰台に上がっており、第11戦ポルトガルでは自身100回目の表彰台も獲得。これまでWorldSBKで合計61勝を達成し、最も成功したドゥカティのライダーとされている。 計11戦終了時点でトップと142ポイント差のランキング3位につけているバウティスタは、ドゥカティ・コルセと1年の契約延長を発表。2025年も引き続きAruba.it Racing - Ducatiより参戦することが決定した。チームメイトは引き続き、2024年にWorldSSPから昇格したニッコロ・ブレガが務める。継続参戦が決まったバウティスタは、後半戦および来シーズンにどのような走りを発揮するだろうか。 [オートスポーツweb 2024年09月03日]