サンパウロGP60分のみのFPは最速ノリス!ラッセル、代役ベアマンが続き英国人がトップ3を占める…角田裕毅12番手|F1
2024年のF1第21戦、サンパウロGPのフリー走行が現地時間1日行われた。 現地インテルラゴスは晴天のドライ、気温26℃、路面温度52℃という状況になっている。 【動画】「おぉ~危なかった!」サンパウロGPのFPでハミルトンが間一髪…あわやクラッシュの場面でさすがのマシンコントロール 今回はスプリントフォーマットということもあり、FPはこの60分のみ。さらに路面が今季全面舗装され直したということもあり、この60分でセッティングバランスを見計らう必要がある。 セッション開始とともに多くのドライバーはミディアムタイヤを装着してデータ収集に入っていった。VCARB勢の2台は最初にソフトを履いている。 なお、今回はハースのケビン・マグヌッセンが体調不良により、代役としてオリヴァー・ベアマンがFPとスプリント予選に参加する見通しとなる。 各車ミディアム装着ながらタイムを上げていき、折り返しの30分時点で1:11.712のマックス・フェルスタッペンがトップタイム。2番手ルイス・ハミルトン、3番手ジョージ・ラッセル、4番手フェルナンド・アロンソ、5番手セルジオ・ペレス、6番手カルロス・サインツというタイム順になった。 セッション後半に入るとロングランに切り替えるチームが多数となる。そんな中、残り20分にはラッセルがソフトタイヤを装着し、最速を1:10.791に塗り替える。 残り8分を切ると多くのドライバーがソフトを装着してフライングラップを開始。ここからタイムが一気に上がっていく。 FP終盤にはPU交換で5グリッド降格の決まっているフェルスタッペンが全体ベストペースで周回するも、最後はペースを落として手の内を明かさず。 結局残り1分を切ってからランド・ノリスの出した1:10.610が最速で60分終了となった。2番手ラッセル、3番手オリヴァー・ベアマンと、英国人ドライバーが1-2-3だった。4番手オスカー・ピアストリ、5番手アレクサンダー・アルボンまでが1分10秒台となっている。 6番手ルクレール、7番手サインツ、8番手ニコ・ヒュルケンベルグ、9番手フェルナンド・アロンソ、10番手ピエール・ガスリーというトップ10のタイム順だった。 VCARB勢はリアム・ローソンが11番手、角田裕毅が12番手となっているが、ともにミディアム装着でのタイムということもあり、力関係を読み解くのは難しい状況となっている。