<一貫の春>センバツ・広島新庄 選手紹介/3 浜岡琉斗選手(2年) 逆方向の打撃、強み /広島
柔らかくバットを構える左打席から、左方向に放つライナー性の当たり。つなぐ打線を意識した「逆方向のバッティング」を強みとし、2019年秋の公式戦は12試合で37打数14安打の好成績を残した。内野手でのレギュラー定着を目指す。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 小学1年のとき三つ上の兄と始めたのが、野球にのめり込んだきっかけ。2016年夏の甲子園で見た試合に心揺さぶられ、広島新庄への進学を決めた。課題は守備といい、克服に向けて「視野を広くし、周囲の声を聞いて動くようにしている」と言う。 約60人の硬式野球部員が寝食をともにする寮で、疋田渓選手(2年)と一緒に寮長を務める。おぼろげにも将来の夢を「野球指導に携われたら」と頭に描き、センバツへの思いを「親や支えてくれる人にプレーする姿で恩返ししたい。チーム全員で力を合わせ、一戦一戦勝ち上りたい」と熱く語る。好物は焼き肉。山口県下関市立山の田中出身。【手呂内朱梨】