アンフィールドの未来だ

再三の好プレイでアンフィールドを沸かせたブラッドリー photo/Getty Images

プレミアリーグ第22節、リヴァプールとチェルシーの一戦は4-1とリヴァプールが勝利し、勝点を51とした。これでチームはリーグ4連勝、勝点50台にいちはやく到達している。 この試合で輝きを放ったのは、20歳のDFコナー・ブラッドリーだ。右サイドバックとして出場すると、22分にはボールカットからカウンターの起点となり、ディオゴ・ジョタのゴールにつながるパスを供給。また、39分にはルイス・ディアスのパスに反応し、自らネットを揺らした。 また、64分には右サイドからクロスを送り込み、これをドミニク・ショボスライが頭で合わせて追加点を奪っており、ブラッドリーは実に3ゴールに絡んだことになる。 英『Daily Mail』は「新しいスター選手の誕生」という見出しでブラッドリーの活躍をたたえている。 「それはコナー・ブラッドリーという20歳の少年の姿をしていた。興奮とエネルギーとスキル、そしてゲームへの愛に包まれた若きプレイヤーで、再生と希望というテーマをこれ以上正確に体現できる存在はない。やろうと思えば、彼は今季アンフィールド中を走り回ることができるだろう」 「サポーターがここ数日の大半を（ユルゲン・）クロップ監督の過去をたたえ、現在を祝うことに費やしてきたとすれば、ブラッドリーは彼がマージーサイドのファンに遺そうとしている未来の味を体現していることになる」 クロップ最後のシーズンに、彗星の如く現れたブラッドリー。彼はそのまま未来のリヴァプールの希望となるか、注目が集まっている。