76年ぶり3度目の優勝決定戦 早大が宿敵・明大を下し、2季連続48度目の優勝 エース伊藤樹が3安打で完封/東京六大学
東京六大学野球秋季リーグ優勝決定戦(12日、早大4-0明大、神宮)8勝2分け3敗で同率首位の早大と明大。明大が勝てば3季ぶり44度目、早大が勝てば2季連続48度目の優勝が決まる大一番。早大は明大に4-0で勝利し、2季連続48度目の優勝。2015年以来の春秋連覇を成し遂げた。 二回1死二、三塁で7番・中村が137キロの直球をはじき返し、左前適時打で先制。五回には3番・吉納が右翼手の頭を越える二塁打できっかけを作ると、1死満塁の場面で6番・小沢が左中間へ追加点となる2点二塁打を放つなど3得点し、勝負を決めた。 中2日で先発したエースの伊藤樹投手(3年、仙台育英高)は140キロを超える切れのある直球と多彩な変化球を武器に、9回を投げ抜き完封で優勝に花を添えた。