コスタボニータ、小倉記念1週前追い切り速報/栗東トレセンニュース
今年の福島牝馬Sで重賞初制覇を果たしたコスタボニータ(栗東・杉山佳明厩舎)。今朝1日は次走予定している小倉記念(8月11日・中京芝2000m)に向けた1週前追い切りを行っている。 【写真】コスタボニータのこれまでの軌跡 坂井瑠星騎手が跨り、CWへ2コーナーから入場。オーケーサンダーを追走する形だったが、向正面でのラップはさほど速くなっていない。ゆったりしたラップだったとはいえ、きれいな加速ラップを踏むことができたのは、マーメイドSの1週前追いとは違う。 最後の直線に向いてからは一気に加速して、並ぶ間もなく前を交わし去って、楽々と先着。時計は6F84.8~5F68.0~4F52.5~3F37.0~2F22.4~1F11.0秒。ちなみに2F22.4秒はディープモンスターの2F22.3秒に次ぐ、この日2番目に速い時計。 6F時計は前記したマーメイドSの1週前よりも遅いが、勝った福島牝馬Sの1週前はCW6F86.1秒。むしろ、最後の直線でしっかりと加速するラップを踏めたのは福島牝馬Sと同じなので、芝2000mには勝ち鞍がないものの、このラップを踏めている現状でどんな走りを見せるかは楽しみだろう。 (取材・文:井内利彰)