酵母をそのまま食べる?「ニュートリショナルイースト」の3つのメリット
ニュートリショナルイーストを使うメリットは?
▼完全タンパク質を確実に摂取できる 植物性タンパク質のほとんどは“不完全”タンパク質なので、動物性タンパク質に含まれる9種類の必須アミノ酸を完全に備えていない。でも、公認管理栄養士のエリザベス・ハーレー氏いわくニュートリショナルイーストは、ヴィーガンでありながら完全タンパク質と見なされる数少ないオプションの1つ。 ▼相当量の食物繊維も摂取できる パルメザンチーズには食物繊維が一切含まれていない(ソース:米国農務省)一方で、1食分のニュートリショナルイーストには約4gの食物繊維が含まれている。ハーレー氏いわく食物繊維は、食後の満腹感を与えるだけでなく、消化器系の健康も促進する。 ▼コレステロール値を下げるのに役立つ 「ニュートリショナルイーストには、コレステロール値を下げやすくすることが証明されたβ-グルカンが含まれています」とマグレイン氏。 心臓の健康にいいことで知られるβ-グルカンは、オーツ麦や大麦といった一部の全粒穀物にも含まれている。
ニュートリショナルイーストの使い方
ニュートリショナルイーストは、ポップコーンやチップスをチーズ味にしたいときだけでなく、野菜の風味を高めたいときにも便利なアイテム。「カリフラワーやジャガイモのマッシュに入れると美味しいですよ」と話すアンジェロン氏は、スクランブルエッグや豆腐料理にもニュートリショナルイーストを加えているそう。 カセッティ氏によると、クリエイティブな気分のときは、ニュートリショナルイーストと他の食材(水に浸けたカシューナッツなど)でプラントベースの“チーズ”ソースを作ってみるのも面白い。 ちなみに、アメリカ版ウィメンズヘルスのスタッフは次のような使い方をしているそう。 ・パルメザンチーズ感覚で出来立てのパスタに振りかける。 ・野菜ブロスに少し多めのニュートリショナルイーストを加えれば、独特の旨味が出る。 ・クリーミーな冷製スープに混ぜてしまえば、タンパク質の含有量が一気にアップ。 ・ヴィーガンのヒヨコ豆サラダサンドイッチに使えば、それだけでタンパク質23gも夢じゃない ※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。