【日本株】2024年・春の「おすすめ10万円株」を紹介!インバウンドで業績絶好調の「ビックカメラ」や、配当利回り3.5%の成長株「JACリクルートメント」に注目
【2024年・春のおすすめ10万円株】アナリストのおすすめは、中国人客の増加で成長しそうな「ビックカメラ」と、3.51%の配当利回りも魅力の「JACリクルートメント」! 【図版】10万円台で買える、2024年・春のおすすめ銘柄! ●インバウンドで売上急増の「ビックカメラ」や、 配当利回りの高さも魅力の「JACリクルートメント」に注目! 日本株の売買単位は原則として「100株」だが、100株を買うために必要な最低投資額は、銘柄によって数千円~数百万円までバラつきがある。当然、株価が安くて最低投資額が低いほうが買いやすいが、株価が安い銘柄は業績が悪いなどの理由で不人気な場合が多く、注意が必要だ。とはいえ、なかには最低投資額が10万円台以下の「10万円株」でありながら、好業績で成長性が高い銘柄もある。 そこで、ここでは10万円台以下で買えて、アナリストが業績や成長性をチェックしたうえで”強気”と評価している「10万円株」の2銘柄を紹介していこう(※最低投資額などの数字は、2024年3月4日時点。投資判断は今後3カ月に関するもので「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階。投資判断や分析コメントはアナリストなど16名から構成された「ダイヤモンド・ザイ人気500銘柄分析チーム」が担当)。 最初に紹介するのは、3月4日時点で100株を13万円前後で買えるビックカメラ(3048)だ。 ビックカメラの第1四半期の業績は、大幅な営業増益。品目別ではスマホや理美容家電が好調だった。インバウンド需要を取り込み、免税売上高の回復ぶりは順調そのもの。2023年11月には、単月の免税売上がコロナ前の2019年11月を超えている。しかも、国別の免税売上比率を見ると、2019年8月期は中国が65%を占めていたのに対し、前期は29%にすぎない。中国客の回復余地を残したまま業績回復を遂げている点は特筆すべき。来期にかけての成長期待が株価を押し上げるだろう。 続いて紹介するのは、100株を7万円前後で買えるJACリクルートメント(2124)だ。 JACリクルートメントはハイクラスの人材紹介を強みとする企業。企業の求人需要は高水準で、国内人材紹介、海外事業は増収となった。前期は売上高・各利益ともに2期連続で過去最高。業界別に見ると、米国で大手IT企業の大量解雇が続いていることもあり、IT業界は減速が警戒される。一方、生成AIの普及により電気・機械・化学業界で需要が見込まれるなど、IT以外は今期も2ケタの売上増加が期待できる。最高益更新への期待は大きい。配当面では、利益成長に伴い、安定的に増配基調を維持する方針。足元の利回りは3.51%と高水準だ。
ザイ編集部
【関連記事】
- ■日経平均株価の2024年12月末までの値動きを予測!強気派が年内に「4万6000円台」到達を予測する一方、弱気派は暴落に警戒して安値を「3万3000円」と予測!
- ■【日本株】「高ROE」や「大幅増益」で株価上昇が見込める10銘柄を公開! 今期の下方修正から回復の兆しがある「東洋紡」、高成長が続く「M&A総研HD」に注目
- ■【日本株】2024年・春の「高配当株&少額で買える株」ランキング上位10銘柄! 配当利回り4.9%のレーサムと、1万円台で株初心者も買いやすいNTTがトップに!
- ■「連続増配株ランキング」ベスト20![2024年最新版]34期連続増配の「花王」、24期連続増配で利回り3.5%の「三菱HCキャピタル」など、おすすめ増配銘柄を紹介
- ■「配当利回りランキング」高配当ベスト50銘柄を公開!【2024年最新版】会社予想の配当利回りランキングと一緒に、株主優待の有無や連続増配期間もチェック!