広島、マイナー通算27勝の右腕・ドミンゲスを獲得 最速165キロ右腕・コルニエルは退団
広島は25日、新助っ人として今季ホワイトソックス傘下でプレーしたヨハン・ドミンゲス投手(28)=193センチ、86キロ、右投げ右打ち=の獲得を発表した。契約金12万ドル(約1900万円)、年俸50万ドル(約7700万円)プラス出来高払いで、背番号は未定。ドミニカ共和国出身の長身右腕は「私の知識と経験を生かし、ファンの方の期待に応え、その期待を上回るよう、たゆまぬ努力を惜しまないことをお約束します。一戦一戦、一球一球に魂を込めて頑張ります」とコメントした。 150キロ前後の直球が持ち味で先発と中継ぎの両方ができる。メジャー経験はないものの、今季3A27試合(先発22)に登板し7勝5敗、防御率4・43、マイナー通算137試合(先発89)に登板し、27勝32敗、防御率3・78。チームは8日にメジャー通算21発の右打者、エレフリス・モンテロ内野手(26)=前ロッキーズ=、22日にはマイナー通算104発のサンドロ・ファビアン外野手(26)=前レンジャーズ=といずれもドミニカ共和国出身の野手を獲得しており、今オフ3人目の補強となる。 また球団は、ロベルト・コルニエル投手(29)と来季の契約を結ばない旨を伝えたことを発表した。ドミニカ共和国の下部組織「カープアカデミー」出身の右腕は今季16試合に登板し0勝0敗、防御率2・65。2021年6月20日のDeNA戦(東京ドーム)では当時NPB最速タイの165キロをマークした。