職場の自販機で一杯「100円」のカップコーヒーを購入するのと、水筒にコーヒーを入れて持っていくのではどちらがお得ですか?
仕事で集中力が切れたときや、気分を切り替えたいとき、コーヒーを飲む方も多いでしょう。職場の自販機で販売されている1杯100円のカップコーヒーは、手軽に購入できるため便利です。しかし、水筒を持参する場合とどちらが費用を抑えられるか気になるものです。 本記事では、職場の1杯100円のコーヒーを購入し続ける場合と、コーヒーを入れた水筒を持参する場合にかかる費用を計算して比較していきます。
職場のコーヒーと水筒で持参するコーヒーの価格を比較
ここでは、職場でカップコーヒーを購入するのと水筒を持参するのでは、どのくらい費用の差があるかを紹介します。 ■職場の自販機で1杯100円のカップコーヒーを購入する場合 職場の自販機で1杯100円(150ml)のカップコーヒーが販売されていると想定して費用を算出します。お昼休憩と夕方一息つくときにそれぞれ1杯ずつ、1日に2回飲む場合、200円の費用がかかります。 1ヶ月の出勤が20日間だとすると、費用は以下のとおりです。 100円/杯×2回×20日間=4000円 半年間にかかる費用は以下のとおりです。 100円/杯×2回×20日間×6ヶ月=2万4000円 1杯100円と聞くと安く感じますが、毎日飲み続けると半年で2万円を超える出費になることがわかりました。 ■コーヒー飲料を購入して水筒で持参する場合 コーヒー飲料を購入して、水筒で持参する際の費用を算出します。なお、2023年10月の小売物価統計調査によるとコーヒー飲料1000mlあたりの価格は139円です。 カップコーヒーを購入した際の分量と合わせるため、水筒で持参する量は1日あたり300mlとします。また、1ヶ月の出勤は20日間とします。 コーヒーを水筒で持参した場合、1ヶ月にかかる費用は以下のとおりです。 300ml÷1000ml×139円×20日間=834円 半年間にかかる費用は以下のとおりです。 300ml÷1000ml×139円×20日間×6ヶ月=5004円 職場でカップコーヒーを購入する場合と比較して、約5分の1以下でコーヒーが楽しめるとわかりました。