「無敗」の中京大中京 印出主将に「悔いなし」涙の校歌 センバツ交流試合
2020年甲子園高校野球交流試合は第3日の12日、2試合。第1試合は、今大会初の延長タイブレークの末、中京大中京(愛知)が智弁学園(奈良)を4-3で降した。中京大中京の印出太一主将は「悔いなく最高の終わり方ができた」と語った。印出主将の談話は以下の通り。 【智弁学園VS中京大中京 熱戦の様子を写真特集で】 ◇タイブレークでは高橋投手のいい球を信じた 強打の智弁学園を相手に、(捕手の自分から見てエース高橋宏斗投手が)両サイドに投げ分け、さらに低めに投げられたので大崩れしなかった。(昨秋の)神宮大会で優勝し、きつい練習を重ねてきたが大会が中止になった。一度チームはバラバラになりキャプテンとしてどうしていいか分からなかったが、何度も何度もミーティングを重ね、自粛明けに交流試合の開催をモチベーションに「無敗」を掲げた。(延長十回の)タイブレークの時は配球で葛藤があったが、3年間磨いてきた、あいつ(高橋)の一番いい球を、宏斗の根性を信じて真っすぐで押した。新型コロナウイルス感染拡大の状況の中で、最高の仲間と最高の試合ができ、悔いなく最高の終わり方ができた。校歌を歌っている時には涙がこみ上げた。 ◇全16試合をライブ中継 ニュースサイト「毎日新聞」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/)と「Yahoo!JAPAN」が運営する「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)で展開する「センバツLIVE!」では、センバツ交流試合の全16試合をライブ中継します。センバツLIVE!は、パソコンやスマートフォンで、いつでもどこでも無料でお楽しみいただけます。勝負の裏側に迫った最新のニュースや写真特集など、試合の情報が盛りだくさんです。センバツ交流試合にどうぞご注目ください。